「ラバー」「ディアスキン」のカンタン・デュピュー監督のヘンテココメディ。日本では2014年の東京国際映画祭(ワールド・フォーカス)で上映したきりみたい。
たぶん主役は監督になりたいカメラマンを演じたアラン・シャバ。
ダフトパンクのトーマ・バンガルテルがカメオで出てたが初見時は気づかなくて後からアレか!と驚いた(というか素顔を知らなかったので)
おバカ版「インランド・エンパイア」みたいだし、現実、嘘、事実、妄想、何重にも重なりグルグル廻ってるようなストーリーは一体何!?ちょっと「インセプション」も頭よぎったな。
立て続けに最初から再生したくなる。
しかも女の子の名前が「リアリティ」ってまたずいぶん意味ありげだし。
どれも繋がってて結局どれが現実(もしくは第一層)なの?どれが劇中劇なの?と。
あの人はアレでこれはアレで?登場人物と同じく翻弄されまくり。
面白かったけど一回じゃ理解できない😅
まあ、でももしかしたらそこまで深いこと考えて作ってなかったりするかもしれない。実は混乱した脳内の話だったとかね。単に楽しんで!ってだけかもしれない。
どっちにしろ面白かった。
ワケのわからなさを楽しめる人向け。理屈で考えるよりも、余白を勝手に埋めるのが苦にならない人向け。またしてもクセになる映画だった。
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