yusukepacino

男の紋章のyusukepacinoのレビュー・感想・評価

男の紋章(1963年製作の映画)
3.6
シリーズ1作目。彫られた刺青が男の紋章。
まず主人公が医者をしているというのが面白い。
あくまで話し合いのために向かう殴り込み。斬るつもりはないという新しさ。あまりにも雨が似合う高橋英樹の充溢する色気。これで当時19歳って本当だろうか。
轟夕起子の女親分と風来坊の小池朝雄のキャラクターが良かった。
全体通して特別性のある話ではなかったが急激に激しさの増すラストの我慢の限界からの斬りかかりによって浴びた血しぶきを流す雨の中、しばらく1人にしてくれと後悔の念に駆られながらふらつき歩く様が最高に格好良かった。
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