にっきい

女獄門帖 引き裂かれた尼僧のにっきいのネタバレレビュー・内容・結末

1.2

このレビューはネタバレを含みます

夜はエログロナンセンスをネタバレで。
夜にっきい始めました。

その昔、日活のロマンポルノに対抗して東映もエログロな徹底的に悪趣味な映画を撮ってて、それは東映ポルノって呼ばれてたそう。
大手の東映が撮ってるから男優はポルノ専門の男優ではなく普通の俳優さん。
今作にも小林稔侍、志賀勝、佐藤蛾次郎たちが出てます。

ストーリーは虐げられた女性の避難所、所謂"駆け込み寺"が実は狂った女たちが自分たちの欲望のままに快楽に溺れた生活をしてるってやつで、女同士でのセックスや阿片(麻薬)に食人まで何でもあり。
この映画の1番の悪趣味なところは、これだけモラルの崩壊した映画に14〜5歳の少女が出てる事。
児童ポルノになっちゃうので裸やからみはないけど、こんなのに子供出しちゃダメだって。

主人公の女性、セリフがほぼ叫んでるので、キンキンキンキンとうるさい。

舞台の尼寺、本尊が即身仏(ミイラ)なんやけど、蛆みたいなんわいてる…。
御本尊やのに手入れしてへんのか?
最後は火事の中立ち上がって燃えちゃってたから、実は生きてる?

狂った尼僧たちは殺しあって結局全員死ぬんやけど、最後の最後、主人公をハサミで刺し殺すのが少女。
だから子供にそんな事さしちゃダメやって!
序盤ちょっとだけストーリーぽいのあったけど、後はエログロナンセンスが延々と。
なのに面白くないのはテンポが悪いから?

ホラーな設定のストーリーを、オーバー過ぎる演技でコメディぽくやっちゃってる演出が問題か…。
にっきい

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