MIYAKO

ガガーリン 世界を変えた108分のMIYAKOのレビュー・感想・評価

3.7
ロシアの映画のイメージは、なんか派手なことをしない、素朴な感じか、マフィヤみたいなのを勝手に思っていましたが、今回の映画を観て、これはロシアが作ったものだったんだ!と印象が変わりました。

結構昔の映画なのかなと途中まで思っていたのですが、宇宙に行って、地球の映像を観た時に「あれ!?地球めっちゃ綺麗!!!」とそこだけすごく鮮明で、美しくて、ひとり言を言っていたら、お父さんに「わざと時代の雰囲気を出してたんでしょ」と言われ、気づきました。笑
2013にできたものとは思えない、雰囲気が出ていてすごいなぁと思いました。


この映画を観て、人が宇宙に行くってことは、本当にすごいなぁ。しみじみ感じました。🌙🏃

そして、それまでの両親が大事に愛情を与えていた様子や、家族や、仲間たちの思いにもじーん。と愛情を感じました。


ちょっと衝撃だったのは、主人公が子供の頃に、悪さして近所のおじさんが与えられた罰が、マフラーを巻いてつ… 。していたシーン。
えーーーーーーーやりすぎ!と驚いてしまった。

あと、印象に残ったのは、
アメリカと旧ソ連が競い合っていたのが、国民の意識も強かったんだなということ。
みんなが成功したことを知った途端に、国内中が大盛り上がり!
実際の映像も流れて、当時の様子を知ることができました!今の日本にはない、国民の一体感を感じました。

所々、音楽や、シミュレーションから小さい頃の思い出と重なっていたのも、良かったなぁ。

終わりの方の、その後の事実を知ったときは、悲しくなった…。
でも、あぁやって、映画で説明し、当時の写真も載せることで、本当に起きたことだったんだなと現実的に実感することができました。

ユーリー・ガガーリン お疲れ様でした✨そして、ありがとう。
MIYAKO

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