わしだよ!わし!
タケシ映画特有の緊張感がまるでない、かなりポップなコメディ。「アウトレイジ」の合間に作ってるから、タケシにとっても息抜きのような映画なんだろうね。
脚本の面白さはあまりないけど、藤竜也、近藤正臣、中尾彬のキャラクター性はなかなか見もの。深いこと考えず、クスッと笑える正月に見るような作品。おじいちゃん達の同窓会みたいな感じだけど、たまにはこんなのもいいかな。
まあ悪党はつまんないし、見ている側には登場人物ほどの熱が入らないし、ヤクザ映画としての品質もかなり悪い。この題材で話を作るなら、おじいちゃんが監督しちゃダメでしょ。残念ながら歳をとったことを嘆いてるようにしか聞こえないのよね。
でも、バスで逃走は結構面白かったな笑 ドラマは無いけど、コメディとしてはそこそこ良かったな。
2024-86