美大を出たものの絵を描くことに挫折し、その日暮らしの生活を送っていた主人公が、ある日余命を宣告される。
絶望に伏していた主人公であったが、1人の少女と出会いをきっかけに、再び絵を描くことに向かい合い…
最期に燃やした命と、常に輝く強い命。
杉咲花ちゃんは確かにすごいのだが、勝ち気すぎて感情移入できなかったかも。
その強さを家族には発揮できないのがまたリアルというか、だからこそ他者にはぐいぐいいける…
死を宣告されたらきっと、残りの時間のことばかりを考えてしまいそうだ。
だけど残りの時間は「今」の積み重ねで消費されていく。
宏の無表情と麻衣の情動の対比がそのことを浮き立たせて命の輝きとどう「生きる…
「トイレのピエタ」製作委員会