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チャッピーの11のネタバレレビュー・内容・結末

チャッピー(2015年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

終盤がギャグだと評価していた人がいた気がするけども。。

たしかに、ふつうのカップルなんかがふつうのロボット物SF感動作だと思って鑑賞したら、予想外な終盤で ええなにこれは…と微妙な空気になるかもしれないし、
観る人によっては「面白い」「つまらない」、「良い」「悪い」、「素晴らしい」「駄作だ」と、まったく感想が二つに分かれるだろうし、観る人を選ぶSFではあると思うが、
例えば第9地区の真のテーマが「差別」だったとすれば、チャッピーのテーマは「肉体」「精神」であり、
それを踏まえるとあの終盤も妥協はできるし鑑賞した側として作品について考察する余地ができるのではないでしょうか

第9地区も感想が大体二極化しているようですがわたしは第9地区も好きなので今作も楽しんで鑑賞できました
ただ監督がやりたかったのであろう要素が色々とぶちまけられていて最終的にこれはどういう作品で〜と語るにはちょっと難しいかも
終盤についてもそうだけどそこがいい意味でも悪い意味でも普通のSFとしておわらせられない点だったかも

チャッピーはかわいかったしヨランディもギャングのくせになにかとかわいかったし、
なによりチャッピーがギャングの三人と「創造者(メイカー)」であるディオンの愛に触れるシーンがいくつかあるのですが、そのたびにウルっときてました
これバッドエンドだったらどうしよう…と思っていたら例のエンド
あの先どうなるのかはもちろんわからないけれど、チャッピー的には大好きなパパ・ママ、メイカーといっしょにいられてハッピーエンドなのでは。
今作において個人的な感想としてまだ書きたいことはありますがこのへんにしておきます。

とりあえずわたしは好きです!!
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