MayumiI

チャッピーのMayumiIのレビュー・感想・評価

チャッピー(2015年製作の映画)
4.5
2016年、ヨハネスブルグ。自分で考え成長することができる世界初のAIロボットが、開発された。そのロボットはギャングたちに誘拐され「チャッピー」と名付けられる。

チャッピーの存在により、母親として成長するギャング(ヨーランディ)、赤ちゃんのチャッピーも、ギャングの影響で口が悪くなったりする。

何よりもチャッピーの存在がキュートで癒される。

ヨーランディは「白い羊の中に一匹だけいた黒い羊」の絵本を読み聞かせ、「大事なのは中身。あなたは特別な存在なのよ。だからみんなとは違う。本当のあなたは心の中にあるのよ」と伝える。

細かいところで突っ込みどころはたくさんあるが、存在とか魂ってなんだろうと考えさせられたし、切なかった。

最後は好みが分かれるところだと思うけど、私は好きだったな。

「ボクたちは黒い羊だね」
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