このレビューはネタバレを含みます
ウッディをおもちゃとして見るか人間として見るかで評価が大きく分かれるんだろうなと感じた
周りのトイストーリー大好きな方々が軒並み酷評している中でトイストーリー5も発表され、これはさすがに見てみるか、と、見た結果、私は結構好みだった
ウッディの盲目的な献身思想に3からやや疑問があったので4でそこに踏み込んで、一つ結論が出たんだな、と感じた
でもそれはウッディを人間として見てしまってるからだと感じるので、あくまでもアンディ(人間)とおもちゃ(人外)の絆として作品を見てきた人たちにとっては裏切られたような気持ちになるのは必然、とも感じた
トイストーリーが素晴らしいシリーズとして続いてしまったばっかりに、おもちゃの人権とは？という意味不明な問題に向き合ってしまう事になって、クリエイター側もさぞ悩んだんだろうと思う
4はおもちゃが人間に影響与えすぎなところもかなりライン超えてしまってると感じるので、ルール違反で成立するストーリーってどうなの？とも思う
とにかく実際おもちゃに人権など無いし、おもちゃに人権あると考えて作られたのなら4では不足が多過ぎるしで、マクロに捉えれば批判はとても納得
その上で、ミクロに捉えると、ウッディが人間だった場合のウッディの気持ち、だけに注目して見れば、4はウッディの依存的な心の解放の話なので、良かったと思う
でもこのラストによってウッディはもうトイなのか？と疑問がわくので、トイストーリー5はもう無理では？？とも思う
どうなるんだトイストーリー5…
