寝るのだいじ

トイ・ストーリー4の寝るのだいじのネタバレレビュー・内容・結末

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

「自分を好んでくれる子供のために」と作られたおもちゃが、その役目を終えたことを受け入れられず、領分を超えて厚かましい話。

無理すぎて遊園地あたりで観るのを辞めてしまった。
ディズニーファンの友人ですら、公開日に観に行って気分悪すぎて、別の作品観ないと帰宅できないほどと話していたので、かなり納得した。

子供は色んなことを発見するし感じるし成長も著しいのに、そんなことも知らないでウッディは子供の世話役してたのかよ。

仮に別の製品なら同じストーリーでも感情移入できたかもしれないけど、「自分を好んでくれる子供のために」という製品にさせるべき脚本ではなかったと思う。子供の為の製品なのに、子供から見放されたことを認めたくなくてしがみつくという自己満足。
お喋りスピーカーが壊れたドールがウッディからパーツを狙う感覚も、ウッディが雑に扱われて手作りおもちゃを大切にする感覚も、人間なら当然のもの。

結末知らないが、起承転結の繰り返しで疲れるし、何も理解できない独りよがりの展開しかなくてきつい。

第二次世界大戦辺りにウッディ作られたらしいから、ソフビで70年も前のおもちゃ臭そう。そりゃ価値観の変化とか受け入れられないかもしれない。
こんなボロおもちゃを孤児院や、別の家庭に引き継がせる感覚がわからない。
気持ち悪いし、何を感じさせたいか汲み取れないし、これで続編が出ると思うとぞっとする。