国分蓮

トイ・ストーリー4の国分蓮のレビュー・感想・評価

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)
4.8
【ネタバレなし!トイストーリー4考察】

子供が観ると楽しいおもちゃの映画。
大人が観ると色々と考えさせられる映画。
トイストーリー4はまさにそんな感じです。
衝撃のラストで、完全なハッピーエンドではないと言う人もいますが僕は肯定派です。

これは、選択の映画だと思いました。
どうやって自分の人生を選択していくか。
出会いがあれば別れもある。
得られるものもあれば失うものもある。
結局は自分で選択していかなければいけない。
でもそれが、人(おもちゃ)の生にメリハリを与えているし、醍醐味ってものですよね。

無限の彼方へ、さぁ行くぞ!

バズライトイヤーの有名なセリフです。
これ4では深い意味を持たせてあるんです。
あぁ、なるほどなって。
今までのバズライトイヤーは、自分に向けて言っていましたが…

1,2,3の集大成のような序盤でいきなり泣いてしまうかもです。
僕は泣いてしまいました。
トイストーリーを1995年にリアルタイムで観て、思い入れがある人は特に。

やはりいろんな新キャラが出てきます。
キャラ名はいろんなサイトで紹介されているので割愛しますが、どのキャラも濃すぎる…ほんと愉快、笑わせてくれます。
そして、大人目線で見ると新キャラには心の闇を抱えたおもちゃばかり。
これって自分のことかも?なんて思っちゃう人もいるかもしれません。
でもそれがかえってストーリーに深みを与えているし、重苦しい話にはなってないバランス感覚がすごいですね。
しかもそれら伏線は全て回収されます。

家族で観ても楽しいし、ご友人、彼氏、彼女と観ても楽しめるオールマイティな映画になってますので、皆さんも是非劇場に足を運んでみてください。

最後に印象に残ったワード

「抱っこして?」
「内なる○○」
「子供部屋から出て〜」
「Yes we(you) キャナダ」
「カブーン!」
国分蓮

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