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トイ・ストーリー4のmのレビュー・感想・評価

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)
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トイストーリー1〜3をすべて観返してから観た!記憶に新しいまま4を観て正解だった☺︎時間がある方は是非そうしてもらいたいと思う、、!今迄は子どもに遊んでもらう為の存在 という主張がかなり強めだったけど、それだけが選択肢なのかを問う作品。この結末には賛否両論あるのは勿論だと思う。おもちゃ同士の友情や仲間の大切する姿勢に愛が溢れていた☺︎
賛否両論があるとのことで、ある程度結末を予想していたんだけど想定外ではなかったかな。これはいろんな意見が出る結末。考えても考えても難しい。95年に1が公開されて共に子供から大人へと成長してきたから、全てが良作だっただけに終わってしまうことに喪失感が凄い。(生まれ年なので親近感もあるし、ビデオテープやDVDでたくさん観たし、、) この時代に4を製作し、このようなストーリーと結末にしたことにかなり意味があるように感じるし、多様性の時代を反映している部分もあると感じたな。ディズニーは時代を反映させるのが上手い。わたしはボーがいちばん好きなので、ボーがアンディの家というかモリーから離れることになったシーンがあったのも良かった☺︎ 彼女は別人のように変わっていて強くなっていたけれどこれも時代が反映されているんだと思った。ウッディも1ではアンディに気に入られているバズを追い出そうとしてたけど、今作では自身をゴミだと思い逃げ出そうとするフォーキーを何度もボニーの為に追いかけ引き止めようとするところを見ると、おもちゃも成長するんだなと… 今回、彼が選択した結末も成長の末だと思う。大人になりきれていないからか、正直完全に受け入れることは少し難しいし、これで終わってしまうのは寂しいな、、

1、2は幼少期、3は思春期、4は青年期とリアルタイムで観れたことがとってもとっても幸せだと思う!3もめちゃくちゃ泣いたけど、今回もかなり泣いた。3でトイストーリーが終わりだったらそれはそれで綺麗な終わり方だったかなとは思う。4はスピンオフでも良かったかも。スピンオフだと壮大すぎるかな(笑)
気になった点は映像技術の進化によって、アンディ達人間の顔つきが違うように見えたこと、陶器であるボーの表情がかなり豊かになり割れ物である感じがしなかったことかな。ボーは外の世界を知り、新たな生き方を見つけ表情が豊かになったということなのかな。

新キャラ達はかなり個性に溢れてぶっ飛んでいた!!ダッキー&バニーの立ち位置最高で、すごく笑った!字幕で観たけど、チョコプラの吹替絶対面白かっただろうな(笑)デュークカブーンもなかなかキャラ立ちしててキアヌがぴったり!ギャビーギャビーは3で登場したロッツォとはまた違った悪役だった。子供に愛されたことあるロッツォと、愛されたことがないギャビーギャビー、対比されていた。ロッツォほど憎たらしいキャラクターではないけれど、なかなかのヴィラン。ベンソン率いる腹話術人形達はいきなり出てくるとホラー並みにびびってしまった、、ギグルはストーリーを盛り上げるというか、明るくしゃかりきなキャラクターで、自分の中で好感度が高い。ボーと良いコンビだった☺︎❤︎ フォーキーはたくさん笑いを提供してくれる嫌いになれないというか愛おしくなっちゃうような子だった!生まれたてで知らない事ばっかりだから純粋。元々の素材がゴミだから自尊心が低くゴミであることを主張し逃げ出そうとするフォーキー、ボニーが不安いっぱいの幼稚園で作ったおもちゃで彼女のお気に入りだし、ボニーを幸せにできる"おもちゃ"であることをウッディは根気良く伝えるんだけど、フォーキーもまたウッディの成長に一役買っていた気がする。
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