前回復帰と言いながら、またも半年くらい経ってしまいました。
この間、ほんとに映画一本も見てない…
『トイ・ストーリー』だし鉄板でしょ!?
とろくに下調べもせず、1〜3の予習もせずに
久しぶりの映画館へ。
冒頭から導入部分は「やっぱり安定のPピクサークオリティ」
と安心しておりましたが、後半になるにつれて…
(ここからネタバレ入ります)
ディズニーとかピクサーの映画の魅力って、
子供が見てもわかりやすい無駄に複雑すぎないストーリーと、
一見そうした「わかりやすい」お話を深読みや考察を加えると
大人でも楽しめるという1作で2度美味しい的なところだと思います。
ところが、本作、イマイチ何が言いたいのかわかりにくい。
「予測できないラストが!」みたいな打ち出し方もしているみたいですが、
悪い意味で予測できないラストになってしまっているとしか思えない。
テーマとして「セカンドキャリア」的なものを置いているのは、
アホの私でもわかりますよ。
でも、これじゃ、セカンドキャリアじゃなくて、
ウディが「おもちゃとしての人生(?)」を終えて
天国へ旅立ったようにしか私には受け取れなかった。
そういう解釈もなしではないと思うけれど、
それにしては仲間との別れが淡白すぎる。
フォーキーに「おもちゃになる」ことを散々勧めておいて、
お前はおもちゃ辞めるんかい!
どうせならアンティークショップにそのまま居座って、
一時リタイアしたおもちゃたちのセカンドキャリアを支援する
「ウッディ再生工場」として余生を過ごす(そういうセカンドキャリア)
とかして欲しかった。
そこで数年後にバズと再開…とかの方が感動的だったと思うが。