フジタジュンコ

PKのフジタジュンコのレビュー・感想・評価

PK(2014年製作の映画)
4.4
私も落ち込んだときには元気チャージ体操しよう!

神とは、宗教とは、信仰とは何か、PKが自分の身を削りながら探っていく様が痛々しく、非常に切ない。この世界は「かけ間違い」ばかりで悲劇も多いけど、でも「正しい番号」をまわすこともできる、という希望は残されている。
テロのシーンは衝撃的で息が詰まるが、現代のムスリムであるアーミル・カーンがこれを演ずるというのも非常に挑戦的だ。しっかり笑えて、しっかり泣けて、最後にホッとできる、素晴らしい作品。

それにしても、インド映画のヒロインて、なんでみなさんこんなに美しくて魅力的なのかしら。この作品もアヌーシュカ・シャルマのかわいさが全編通してビシバシ伝わってくる。かわいすぎてすごい(語彙力)。