面白かった！
宗教のせいで婚約が破綻したと感じているジャグーが宗教の嘘を暴こうとする→わかる
地球外から来た何も知らないPKが悪気なく宗教に対する疑問をぶつける→わかる
でも、監督自身はどういう意図をもってこの作品を撮ったのだろうか。
宗教に対する監督の想いってなんなんだろう。
観た人に何を伝えたかったんだろう。
神を信じている人々の中にも、宗教に対するちょっとした違和感みたいなものはやっぱりあるのだろうか。
それを作品として仕上げたのがこのラージクマール・ヒラーニ監督だったってことでいいのかな。
色々な宗教があって、それぞれの信者がそれぞれの神を信じるのはいいけどさ、それを金儲けの道具にしたり宗教間の争いに発展したりしてしまうのは良くないよね。
確かに、人間を待ってくれているはずの神のことを導師たちが守ろうだなんて行きすぎた発想なのかもしれない。
なんといっても、嘘のない星からきたPKが自分のためでなくジャグーとサルファラーズのために初めて嘘をついて帰って行くシーンがよかったな。
全体がコメディなのにあそこはジーンと来ちゃった。
2時間半もあるけど飽きないし、また観たいと思える作品。しかも、宗教に詳しくなくても楽しめる！
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