□見たきっかけ
フィルマークスで高評価だったため
「きっとうまくいく」が名作だったため
○良かったところ
・斬新な宗教をネタにしたコメディ映画。でも最初はコミカルで、だんだんヒューマンに恋愛にと、とにかく広い面白みがあり、分かりやすく、感動的。
・色々なところに伏線がまかれており、感心した。「きっとうまくいく」もそうだが、見ていてスッキリする。特に見ている人も忘れているだろう元彼の手紙のシーンは「ここにつながるのね」と感銘を受けた。視聴者も元彼が逃げたと思い込んでいたが、たしかに辻褄があう。そして、PKが常に持ち歩いていたラジカセもラストに伏線回収。PKが言っていた、「かけ違いが分かればお父さんは君に指笛を吹いてくれる」もしっかり回収。素晴らしい脚本だった。
・アーミルカーンの無表情の演技。こんな顔だっけと思うほど役に入っている。筋肉美もすばらしい。
・ポップでエスニックな音楽。何とも言えない癒しとムードを与える。
・ジャグーのナイスバディ！ベルギーでの衣装とダンスシーンの服装が可愛い。
△気になったところ
・特になし、特になしだが個人的には最初UFOが出てきた時は、「えっ」と思った。何となく見るレベルがぐっと下がるというか、こんなタイプの映画なのかーと思ってしまった。しかし、それもきにならなくなる展開。
・PKの回想シーンが面白いのだが、若干長く間延び感を感じた。前半は話がなかなか進まない。
・ラストの一年後、PKが戻ってくるシーンはいらなかった気もした。4つの大事なことは面白かったけど。
