幼虫すずむし

幕が上がるの幼虫すずむしのネタバレレビュー・内容・結末

幕が上がる(2015年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ももクロというアイドルそのもののストーリーがまず大好きなのでももクロ映画としてでしか見れてない、多分。
実写版ももたまいやないか!!!!!など。

ただ高校の部活という特殊な環境でなにかを達成しようとする難しさや
自分自身が小劇場に関わっていたこともあり、黒木華のくすぶった気持ちが再燃していく様は味わい深かった。
(小劇場の女王?という異名はダサいな!と思ったけど)

黒木華は顧問を快諾するシーンも印象的で良かった。害をおよぼす存在ではないけどファム・ファタールぽさがある。
見た感じ普通っぽい人ほど化けると鮮やかなのは実際の役者さんたちもそう。

ももクロで青春映画を作るなら使ってほしい楽曲No.1であろう「走れ!」をエンディングで流すのは完璧、号泣した。
青春賦よりもそっちのが印象強い。