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幕が上がるのtntnのレビュー・感想・評価

幕が上がる(2015年製作の映画)
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再鑑賞
クレジットに出てくる出演協力の高校名が、今でも全国大会に出てるところばかりで、強豪校は流石だなと思った。
とかくスポーツばかりがクローズアップされがちな高校の部活において、演劇の大会を、しかもかなり真摯に(無駄な恋愛要素やタイアップもない)描いたのは、良い企画だと思う。
流石にカメラ動きすぎだし、芸能人のゲスト出演も鼻につくし、音楽とナレーションもしつこいけれど、高校演劇と映画でいえば『アルプススタンドのはしの方』より断然こっち。
茨城総文に行くシークエンスと、その後の駅のホームのシーンはとても良い。ホームを舞台に見立てて、最後には列車が到着!
地区大会・県大会までしか描いてないけれど、一つの作品に少なくない時間をかけて取り組んでいる高校生が全国にいて、その熱量が一気に集まる大会はなんと素晴らしいのか。
百田夏菜子演技うまい。
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