暗い穴なのか窓なのかをそっと覗き見ている感覚になれるだけで最高。なるほど確かにラジオドラマ的なシークエンスと構成、そしてエロスとタナトスの反復横跳び。どれだけいっちゃっていても許される映画であるから…
>>続きを読むゆらゆらと釜山の海に出た船は、戦火の烈しくなった名古屋に上陸する。昭和19年、半島人学徒特別志願兵制により日本兵に交じり、朝鮮人青年たちは戦争へと駆り出される。直立不動の中、森一等兵は朝鮮人たちに…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「下女」の感覚を忘れられず、ずっと見たい「殺人蝶を追う女」はラインナップになかったけども、特集上映に参加。
日本人はほんと弱虫だね。
違う人種がずっと怖い。
でも強いふりしたくて逆らえない相手には…
キム・ギヨン9本目。
キム・ギヨンの映画って見せ場がすごい。
いろいろあっていろいろあって
クライマックスでうおーーんと盛り上げる。
魅せる。
この作品を見終わった観客はみんな、脳内で「ア・ロウー…
戦争という抑圧が無ければ人種の壁を超えられないのか?というダグラス・サーク的な問いを反芻しながら鑑賞…隠蔽体質の日本軍!今だにほぼ変わってないのが哀しい。ラストの逃走劇の黒とガソリンによる緊急回避……
>>続きを読む☑️『玄界灘は知っている』及び『大輪廻』▶️▶️
キム・ギヨンはキン・フーと並ぶ、日本を除く東アジアで、最高最大の映画作家、真の巨匠だが、私がその巨大な存在に気づかされたは、彼が亡くなる2年前位…