玄海灘は知っているに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「玄海灘は知っている」に投稿された感想・評価

324

324の感想・評価

4.5

暗い穴なのか窓なのかをそっと覗き見ている感覚になれるだけで最高。なるほど確かにラジオドラマ的なシークエンスと構成、そしてエロスとタナトスの反復横跳び。どれだけいっちゃっていても許される映画であるから…

>>続きを読む
netfilms

netfilmsの感想・評価

4.3

 ゆらゆらと釜山の海に出た船は、戦火の烈しくなった名古屋に上陸する。昭和19年、半島人学徒特別志願兵制により日本兵に交じり、朝鮮人青年たちは戦争へと駆り出される。直立不動の中、森一等兵は朝鮮人たちに…

>>続きを読む
ぷりん

ぷりんの感想・評価

4.3
流石に日本人が全員朝鮮語を喋るのにはかなり違和感があり、物語の本質を損なっている。それでもラストは『イタリア旅行』や『灰とダイヤモンド』を彷彿とさせる圧巻のもの。
suuuuuu

suuuuuuの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「下女」の感覚を忘れられず、ずっと見たい「殺人蝶を追う女」はラインナップになかったけども、特集上映に参加。

日本人はほんと弱虫だね。
違う人種がずっと怖い。
でも強いふりしたくて逆らえない相手には…

>>続きを読む
さっ

さっの感想・評価

4.5
空襲の翌朝のラストシーンはマジ凄い。「朝鮮人と日本人」という主題を超越して「戦争(軍隊)と人間(市民)」の映画と化す!
eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.2
本作の前に見た『アイリッシュマン』が何処かへ行ってしまった…
to

toの感想・評価

5.0

キム・ギヨン9本目。

キム・ギヨンの映画って見せ場がすごい。
いろいろあっていろいろあって
クライマックスでうおーーんと盛り上げる。
魅せる。
この作品を見終わった観客はみんな、脳内で「ア・ロウー…

>>続きを読む
ENDO

ENDOの感想・評価

4.2

戦争という抑圧が無ければ人種の壁を超えられないのか?というダグラス・サーク的な問いを反芻しながら鑑賞…隠蔽体質の日本軍!今だにほぼ変わってないのが哀しい。ラストの逃走劇の黒とガソリンによる緊急回避……

>>続きを読む
自分にとってのキム・ギヨンは、『下女』『虫女』等に見られる剥き出しの怨念エゴイズムよりも、この映画の最後で、あの山の上からゆっくりと立ち上がる青年の姿だったりする。何度見ても戦慄する。

☑️『玄界灘は知っている』及び『大輪廻』▶️▶️
キム・ギヨンはキン・フーと並ぶ、日本を除く東アジアで、最高最大の映画作家、真の巨匠だが、私がその巨大な存在に気づかされたは、彼が亡くなる2年前位…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事