このレビューはネタバレを含みます
映画ナイトクローラーを見た。
底辺の生活をしていた主人公が、パパラッチになり、
どんどんとスクープを撮っていくことで、駆け上っていく。
ただし、成功のためにどんどんと過激な映像を求めて行って、、
映像のためにならば、多少の犯罪やルール違反も辞さないやり方は
倫理的にはまちがっているのだけれども、
この映画の面白いところはそれが社会に必要とされているという
相反した部分。
さらに下克上的に自分のポジションを上げていく、
主人公のかしこさも物語りに引き込む。
なおかつ、他の映画のように悪いことをした主人公が最後まで
罰せられず、転落せずに終わる。
面白い映画だった。