ayuka

ナイトクローラーのayukaのネタバレレビュー・内容・結末

ナイトクローラー(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

分析できるところがたっぷりの作り込まれた映画なかんじ。
ほんとにサイコパス。究極のナルシズム。お金よりもなによりも自分を満足させるための地位を求めている。友達は自分のためだって、あのシーンは鳥肌が立つほど恐ろしかった。

死体をひきずりだして画をつくるときに流れた感動的なバックグラウンドミュージックと、その行動のギャップも気持ち悪くて気持ち悪くて。

学歴はないけれど、と言って、自分がどれだけ優れているかを見せつけるように難解な言葉や話力で相手をまくしたて優位に立つ。ここまで酷くないけど、こういう人いる〜って思ってしまった(笑)コミュニケーションの大切さを解いといて、自分がコミュニケーションゼロという、知識ばかり見せつける所がまた気持ち悪い。

メディアの恐ろしさも。被害者は白人の富裕層、加害者は少数派。閑静な街に忍び寄る危機の物語を伝えたいんだって、いかにメディアが情報を捻じ曲げてるかが分かる。あのテレビ局は恐怖を煽って金を稼ぐことしか考えてなくて、現実そんなテレビ局が世界中には溢れてるんだ、と思うと怖くてたまらない。私たちテレビに操作されてるよ、、、

そんであのサイコパスが社会に野放しだよのタクシードライバー感、、、
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