いま、ほんとに自分に戸惑ってる。それは、危険な主人公に魅力を感じてしまったから。あー、言ってもた。どないしよ⁉︎こんな奴に魅力を感じたと知れたら、この映画を勧めてくれた友人にあいそをつかされるかも。
いやはや、この主人公は恐ろしい。でも、なぜか完全には憎めない。SNSでフォロワーの数、増えへんかなぁとか考えて、増やすための方法をネットで調べたりとかしませんか。映画の主人公はその行為が過激なだけで…。映画で描かれてるのは実は私達の今の社会のありようかも知れません。
話しが、横道に入りすぎた。えーと何の話しに切り替えよう。あ、そうそう。演技力に触れなあかんな。主人公に引き込まれたりするのは、つまり、ジェイク・ギレンホールさんの演技が完璧すぎるからなんです。彼が作り出した主人公はホンマに凄い。きちんと裁縫してたり、テレビ見てわらってたり。そしてクールで知的で、車の運転も神技(笑)。めっちゃ頭いいんです。立て板に水で話す姿は感動的。全てに彼なりの理屈が通ってるんで自分の行動は常に正解。正しい事やってるのに良心の呵責とかある？だから怖い。例えライバルの車に細工して事故を起こさせても…。残念なことに彼の理屈を覆す技量は自分には無さそうです。
最後、研修生達に演説してましたね。この人について行こうって思いますよ。彼の中身を知らなけりゃ。
いやもう、彼のことと言うか人間社会を深く考えれば考えるほど、せつなくなってしまった。
あー、もうあかんわ。ジェイクギレンホールさんの演技力がグサグサと自分に突き刺さってる！どうしよう！
