MoscatoBianco

とうもろこしの島のMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

とうもろこしの島(2014年製作の映画)
3.0
『みかんの丘』の親戚みたいな映画です。

発想はナイスです。
原始的建築工法で建てた中洲の別宅(掘立て小屋)です。そこでとうもろこしを栽培して冬に備えるという話です。

舞台になっているのはエングリ川です(ホントはトキブリ貯水池という所で撮影)。ジョージアとアブハジアの交戦地域に入っています。
アブハジア兵がときどきボートで近くを通り過ぎます。味方の兵ではあってもやはり怖いです。

「戦争は何のために行い、誰が行うものなのか。戦争の不条理、愚かさを痛烈に突き付ける」
← U-NEXTの宣伝文句です。あまりそんな感じはしません。戦争を持ち出せば意識高いみたいな取って付けた感があります。

主役は祖父と孫娘。孫娘の両親は既に亡くなっています。
劇中では、中洲の別宅・とうもろこし畑に住み込みスタイルで暮らしています。

お年頃の孫娘が、よくこんな所に好んで寝泊まりするな と思いました。
よほど文明から遠い人たちなのかな と思ったら、孫娘はちゃんと学校にも通っています。もっと本宅での暮らしぶりとかを映してほしかったです。
まあそうすると、別宅でとうもろこし栽培する意味の無さ/不自然さとかがバレるんですね、きっと。

孫娘、透け素材のひらひらスカートを着用しています。無防備さにワイは気が気ではありませんでした。意味無く全裸になるし。

あと、この祖父にしてこの孫娘はないです。顔のことです。
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