身体中の毛が逆立ちました。
この1本でありえないほど様々な感情が湧いた…文句なんて一ミリもない…
回を重ねる度にパワーアップしてる、それも大幅に。
「なんだこのバケモノみたいなシリーズ…」
と、思ったのと同時に今までちゃんと観なかったこと、そして今作を劇場に観に行かなかったことを強く悔やみ、激しく後悔しました。
2015年一番の失敗はこれを劇場へ観に行かなかったことかもしれません…
…それぐらいの傑作でした。
もし、デロリアンが手に入ったのなら2年前に戻って我のケツを蹴り飛ばしてでも劇場に行かせるでしょう、それぐらいの迫力でした。
TVの画面でここまで迫力を感じて夢中になれるのなら、映画館だとたぶんもう発狂してます…ていうか既にしてました…
ありえない演出にド派手なアクション、ワクワクがとまらないストーリー展開にキャラクターのかっこよさ…そして何よりも熱い友情と家族愛。
どこをとっても一級品…これを完璧と言わずなんというのでしょう。
そして楽しみにしていたNewハゲマッチョ、最高でした…
彼が悪役なのはたぶん『セルラー』ぐらいしか観てなかったんですが、ハマり役過ぎてめちゃくちゃ魅力のある悪役だなと思いました。
しかし、やっぱり彼はここでも「世界一の殺し屋」だった…www
そしてカート・ラッセル、なんだあのキャラ…痺れた…
キャスティングが完璧すぎます…
俳優の無駄使いがひとつもない所もこのシリーズの素晴らしいところですね。
アクションに関しては『MEGA MAX』を観たとき、これ以上楽しくて迫力のあるものは撮れないだろう、これを超えることはないだろう…と思っていたんですが、見事に超えてきて度肝抜かれました…
一つ一つのアクションシーンがとことん濃い。
並の映画なら全編通してでも、この映画のワンシーンを超えることすら無理でしょう…そのぐらい濃密で良質。
「ここが最高潮だろう…」と思ってからあと3倍は凄くなる。
アクションの凄さに驚いても、またすぐにその凄さを超えるシーンが休むことなくやってくる…
「こんな良いもの作ってしまったら次作どうやってこれを超える?もしくはこれに並べる?…」
そんな不安まで出てきてしまうぐらいの傑作でした。
伏線の回収も見事で、もはや気持ちがいい…
これだけ長く続いていて、マンネリの「マ」の字も感じさせず、それでいて未だ成長し続けている…まさにバケモノみたいなシリーズ。
そしてあのラスト…
鳥肌が3週しました。
ジェームズ・ワンの感動的な演出はほんとに素晴らしい。
心からポールに「ありがとう」と感謝しました。
刺激的な興奮、熱い情熱、楽しい時間をありがとう。
そしてこれからも、何度も楽しませていただきます!
…for Paul Walker……
さぁ!円盤ポチるぞぉー(*º∀º*)!