この事実は恐怖である。
CIAという、存在は認識しているがどこか都市伝説めいた存在。
だが、もしかしたら、カフェで隣に座っている人は、こんな闇を抱えながら仕事をしているのかも知れない。
何も知らずに過ごしていれば平和だけれども、一度その深淵を覗いたからには考えずにはいられない。
スノーデンの人としての苦悩が描かれていて、そんな空想上の存在の様な人物も、また人の子なのだと実感する映画。
実話が元だが、スタイリッシュに描かれているので、映画としても見応えあり。
僕も秘密のデータを隠す時は、ルービックキューブに埋め込みたいと思います。