これまでのダークで重厚なスタイルから、かなり明るく見やすいヒーロー映画になった。スーパーマン亡き今、新たな狂気に備えるバットマンとワンダーウーマンがチームを組むのだが、その面々のバックボーンが物足りず、いまいちキャラにのめり込めない感は否めない。ただ、ヒーローチームでの戦闘シーンや個々の活躍は見てて楽しかったし、なんと言っても終盤の展開はアツい(賛否両論ありそうだが)。
監督が途中交代したことによって作風がだいぶマイルドになり見やすくなった本作だが、やはりザック・スナイダー監督の編集も気になるのでぜひスナイダーカットも見てみたい。
