オッス！俺たち美術学校時代の親友なんだ！二日前に再会して、俺たちは多分ストレートなんだけど、面白そうだからゲイポルノ撮ることにしたんだ！コレってすごくアートだろ！？
ってブロマンスなコメディだったんですが、見終わってみると案外と深い内容だったよう思います。（もっとコメディを期待してたけど、フランス映画だからかな～？偏見？）
結局、ぶっ飛んだアートを創造することもなく、おそらく普通の人生を生きる二人だけど、なにかしら爪痕を残そうと画策するも、そこまで芸術性が高いともいえず、友情ってなんだろうね。（えー！？）
こんな感じの馬鹿な友情は、女性同士ではなんとなくピンとくるものがなく、男性同士だからこそって感じがします。なんだかとてもうらやましい。
友情と恋愛感情の違いはなにか、超えられないその壁ってなんなのか、同性に憧れる気持ちと恋愛感情ってどう違うのか、果たして自分のセクシュアリティは正しいのか。
だんだんとアイデンティティの根幹に触れる、自分の中のタブーに近づく描写が良かったです。
2015/01/25：DVD
