雪洞

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮の雪洞のレビュー・感想・評価

3.0
(あらすじ的な何か)
たくさんの仲間を失いながらも、メイズを脱出したトーマスたち。脱出と同時に、謎の部隊に助けられ、ヘリに乗り込む。
ヘリからみた世界は、トーマスたちが創造した以上に荒廃した様子だった。

ヘリで向かった先の施設には、トーマスたちと同じようにメイズから脱出してきた仲間たちがいた。
そこでは衣食住を与えられ、少なくともメイズに比べれば暖かい生活が送れると思っていた。また、数日に数名選ばれたメンバーのみが行くことのできる安息の地があると言う。

同じメイズから逃げ出した仲間たちは、喜びを隠せないが、トーマスはこの施設の雰囲気に、何か違和感を感じていく。


(感想)
前作が巨大迷路からの脱出だったので、今回はこの施設から脱出するのか!と思いきや、今回は安息の地などどこにもなく、脱出というより、逃亡を繰り返している感じ。逃げてもすぐに見つかり、また逃げるの繰り返し。

施設から逃げ出し、巨大都市の廃墟にたどり着くわけだが、見た瞬間に滅びた世界でゾンビと戦う「アイアムレジェンド」という映画を思い出した。
見比べたら違うのかもしれないけれど、パット見は廃墟がそっくりである 笑
そして逃げた先の建物の中には大量のゾンビ。
今作がゾンビ映画(みたいに見える)と化していることは事前に知っていたが、見えるのではなく完璧ゾンビ映画だった。

ゾンビ的な何かに噛まれたり、傷をつけられたりするとその人も次第に感染してゾンビになり、人を襲うようのなる。
あれ、どこかで聞いたことのあるような話だ 笑
免疫の強い主人公たちからワクチンを作り出す云々までそっくり。

そして悲しかなや、ヒロインポジションを奪い取られるテレサ。
ブレンダの方が深い。

いろんな映画のごちゃ混ぜ感が浮き彫りだったような気がする。

前作の方がだいぶ良かった。
ちゃんとメイズをランナーしてほしい
雪洞

雪洞