Amazon Prime Videoの字幕版にて。初見。
「いつかAIは人間を原始人のようにみなすだろう。野蛮な言葉や道具を使う直立した猿はやがて絶滅する。」by ネイサン・ベイトマン
なんの前知識もなく単なるB級のSF作品かと思って鑑賞したが、いやなかなか面白かった。
ストーリー自体は『ブレードランナー』や『トランセンデンス』などのAI(アンドロイド)系の作品からの影響が濃厚なもので特に目新しさは感じられなかったものの、AIのテクノロジーの進化同様に撮影技術の進化を感じさせられる映像がとても美しい。同時にヒューマノイド役を演じたアリシア・ヴィキャンデルがとってもキュート。
もう少しオチやストーリーそのものに深みがあれば、もっと面白い作品になったんだろうけどなぁ。なんか勿体ない。まぁ、製作費の問題とかもあるんだろうけど。
しかし、こんなキュートなヒューマノイドにAI技術が利用されるのであれば文句はないが、今 人類がAI技術に最も力を入れている分野が軍事利用であることを考えると、そう遠くない近未来の世界が本当に恐ろしくて仕方がない…。
