このレビューはネタバレを含みます
映像が綺麗だった。
近代的な建物と自然の対比が美しい。
それがこの映画の不気味さを引き立てていると思う。
対照的に地下のラボは暗く息が詰まるような閉鎖的空間だけど、ついにエヴァが自分の知恵で明るい社長の部屋がある地上階まで来た時、映像で予感、を感じた。
もう少し落ち着いて対応すればエヴァが外に出るまで行かなかったんじゃとツッコミたいけど、ついに自由となるときに彼女に陽の光がさんさんと降り注いだのにグッと来た。
主人公が自分を疑うシーンなど、結局何が本当か分からない含みを持たせている所もミステリー要素があって好き。