わたくし「好きな映画ベスト5」内に『サンシャイン2057』をぶち込んでるような人間なので、当然脚本家アレックス・ガーランドさんは好きなんですよ。
『わたしを離さないで』あたりのプロットも痺れますしね。
そんな訳でのガーランドさん脚本で初監督作品なんですが、まぁ流石のオスカー視覚効果賞作品だけに有機の中に無機が存在する映像の全てが美しいですね。
また特殊効果の為にアンドロイド・エヴァ役のアリシア・ヴィキャンデルちゃんが緑のモジモジ君みたいな全身タイツを着てたのかと思うと萌えます。
しかもSWTFAの2人組、オスカー"ダメロン"アイザック君とドーナル"ハックス"グリーソン君が共演してるとかもうツボですわ。
とまあ設定なんかは最高なんですけどもね。
巨大な検索エンジンにアクセスできるAI搭載のアンドロイドが人間に興味を持つのかという点で、例えば自らを人間だと思ってタイプならいざ知らず、普通は最早人類に興味なんてないだろと思うものですから、ラストの展開がイマイチ納得できなくてですね。
『her/世界でひとつの彼女』みたいな作品のラストにはなるほどなぁと納得するものですから、途轍もなく物足らない。
決して違うことで否定してる訳ではないんです。
別に巨乳に興味はないですが、ないんですがっ！終盤に出てくる沢山のオッパイの、最後に小さくなってる事に怒っている訳ではないんですよ(怒ってないとは言ってない)
