<人工知能への警鐘>
人工知能を題材とした作品。久々にいいSFを観た気がします。
大手検索エンジン会社”ブルーブック”には抽選で選ばれた者が、社長の別荘に1ヶ月滞在できるという特別な制度があった。偶然にもその権利を得たケイレブは広大な敷地を誇る別荘に赴くが、そこで彼は人工知能をに関する不思議な実験に巻き込まれることとなる。
「人工知能が人間を超えるのはいつか?」
今最も熱い問題の一つです。これには諸説あるらしいですが2045年というのが有力らしいです。でも、この映画を見たりすると、人間が人工知能に追い抜かれる日もそう遠くない、もしくは既に抜かれてるのかもなんて思ってしまいます。
僕の個人的な意見ですが人工知能は人類にとって大きなリスクになりうると思っています。上手に使えばテクノロジーの世界に爆発的な進歩をもたらす可能性がありますが、あまりにも不確実なことが多すぎる。あくまで人工知能は道具です。道具は人間が使いこなせるということが必須条件ですが僕は人工知能は人間に使いこなせるものではないと思っています。利便性を求めすぎて未だかつてないリスクを犯すのは正直辞めて欲しい。この映画を観てさらにその気持ちが強くなった気がします。