ちゃんひな

アンドリュー・ロイド=ウェバー ラヴ・ネヴァー・ダイズのちゃんひなのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

前作『オペラ座の怪人』は大好きで映画はもちろん舞台版、劇団四季も何回も鑑賞してます。
続編があるとは知っていましたが、前作のラストの印象を崩したくなくてずっと観るのを躊躇ってました、、

意を決して(?)鑑賞したところ、やっぱり解釈違いがすごい😶
特にキャラクター像。

具体的な解釈違いとして

・前作狂気に満ちていたファントムが今作でいきなり常識人になる
・振り回して振り回されるクリスティーヌ
・落ちぶれラウル
・食い気味のマダム・ジリー
・狂気に堕ちるメグ・ジリー


登場人物の描き方に賛否両論あり、私も今作でのキャラクター像に上記の解釈違いがありました。
が、10年も経ってるなら、、という気持ちもありどっちつかずの気持ちです、、、
登場人物に感情移入できず、ストーリーをすっきり飲み込めなかったのが残念です。 

個人的に前作からラウルはクリスティーヌの話を聞かないって印象がちょっとあったので今回の劣化は妥当かもという気持ちもあり、ファントム推しとしてはクリスティーヌと結ばれて?良かったと思った🤭

ただその結果として自分の中でのクリスティーヌの魅力がかなり落ちることに🥲
マダム・ジリーとメグ・ジリーに至ってはどうしちゃったの、、
たしかに前作のラストはメグが締めてたけど怪人側に寄せる伏線だったの??って困惑した、、当然後付けだろうけど 

個人的にはやはりスピンオフとして割り切りたい派です😥

曲もアンドリュー・ロイド・ウェイバー製作ですがパっとしない印象。
怪人がグスタフを連れて、自身の舞台を案内するシーンの曲も🎸の主張が強すぎて、単体としてはいい曲だけど世界観とミスマッチだと感じてしまいました。

前作が大作すぎたからファン全員を納得させるのは難しい作品だと思います。
続編を製作しようと思った挑戦意欲は評価します、、!!

ただ日本ドラマさながらに終始ドロドロで純粋さに欠ける、、
前作が恋しくなる一本でした🥲
ちゃんひな

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