作品自体は既に皆様のレビューで語られている通り、儚い関係をエモーショナルに描いた作品です。もう1つ語られるべき点は35mmレンズを使ったライカMで描かれた手持ち撮影がこの世界観を体現している点です。…
>>続きを読む安藤サクラさんのぽつぽつした喋り方がとっても好き。
吉本ばななさんの小説が原作だからか素敵な台詞が多かった。
「もしも、今私たちのやっていることを本物の恋だと誰かが保証してくれたら、私は安堵のあまり…
親友が亡くなったら。妻が植物状態になったら。
ポッカリと心に穴が空いてしまった、あるいは疲弊しすぎて無のような状態に陥ってしまった、そんな2人の仄明るい恋模様と、主人公のちょっとした、でも確実な一…
とても上質な映画だった。
誰もが経験したことのあるような、どこにでもありそうな親しみやすさなのに、決して手の届かない場所にある物語。
すぐそこにあるのは分かっているのに、どうしても掴めない。
そんな…
このレビューはネタバレを含みます
見たかった安藤サクラがいた……!
傷となる問いかけを投げかけたその後悔と強がりが葛藤する沈黙、ずっと自分は「無」であるということ、甘い言葉でなんとかなるわけでもない真夜中の孤独、悲しい思いをさせて…
このレビューはネタバレを含みます
そうなのね、とわかる、の繰り返し
吉本ばななさん特有のあの優しい言葉遣いは、本を読んで自分だけの脳内で再生されている方がいいな、とは思ったけど、それでも映画にしても全然嫌な気分にならなかった。時折…
いろんなこと考えてしまう映画だった。
眠って眠りすぎた寝起きの頭のぼやぼやした感覚とその感覚から離れて現実に吸い寄せられていくさみしさの空気感が伝わってくる。
自分も夏には眠り続けてしまうし、ぼや…
安藤サクラさんにしか出せない味。
井浦新さんにしか出せない色気。
不倫もの好き
この作品は普通の不倫とちょっと状況が違うけど。
岩永さん(井浦新)何考えてるか分からない。でもその感じがとても好き…
『白河夜船』製作委員会