とある映画依存症女

クリスティのとある映画依存症女のレビュー・感想・評価

クリスティ(2014年製作の映画)
3.5
王道ホラー、ありきたりだけど、単純にハラハラ、終盤はスカッとするストーリー。まあまあですね、面白いことは面白い。
(2024年2月20日 100点満点中70点 ユーネクスト)

女子大生がキャンパス内で、4人のカルト集団殺し屋に命を狙われる鬼ごっこをしてるだけのストーリー。シンプルかつストーリーもひねりなしに進んでいくが、何も考えずに楽しめる作品で、女子大生の大学内での生死をかけた逃走劇が繰り広げられる。後半からは、あっさりカルト集団に〇されてしまった主人公の彼氏への復讐心から主人公が無双し、4人の殺人鬼を追い詰めていく。ラストはなかなかかっこいい感じでラストを迎える。主役の女優さんが、可愛くてカッコイイ。
殺人鬼については、ジャンプスケアや怖さ演出は良くて、マスクも独特の不気味さはあった。ただ、設定がいまひとつかも。髪が長くて綺麗な若い女性を「クリスティ」と名付けて狩っていくカルト集団の招待は結局なんだかわからないまま終わり、カルト系ホラーとして期待して見た割には、カルトの設定は掘り下げられず消化不良ではあったが、エンタメホラーとしてはまあまあ楽しめた。

ジャンル的には、邦画だとリアル鬼ごっこ、洋画だとサプライズとかが好きな方におすすめ!