感謝祭でみんな帰省する中、お金がなくて1人寮に残ることになった大学生のジャスティン。夜中に友人から借りた高級車でコンビニに買い出しに行った時、怪しい人に絡まれます。何とか振り切り寮に戻るも、謎の集団に襲われるという話。
謂れのない言いがかりをつけられてカルト集団に命を狙われる不条理ホラー。
すんごい評価低いので全く期待してなかったんですけど、思ってたより面白かったです。むしろ結構好きですd(^_^o)
寂しいながらも1人きりの寮生活を満喫するジャスティン。いつも人が沢山いるところに自分だけってワクワクしますよね。守衛も管理人もいるし、女子1人でも安心のプライベート空間。しかも敷地が広大なので非日常的な開放感。でも謎の殺人鬼集団に侵入されることで、それが全て真逆に働きます。広大だからこそ敷地外に逃げられず、助けも呼べない。この広大さが密室空間と同じ役割を果たしてるのが面白いです。ホラー演出も音を大げさに使ったり、ちょっとやりすぎ感ありますけど、緊迫感あって良かったですね。
中盤まではジャスティンがひたすら逃げるんですけど、後半からはキレます（笑）『サプライズ』的な展開ですね。あくまで普通の女子大生なので、反撃方法も理系の設定を活かしたもので現実的なのが好印象。
でも、逃げる時に何で鍵閉めないとか、プールはバレるだろうとか、タイミング良くラリってたりとか、ツッコミどころが多いですね。ジャスティンのターンになってからも、ラスボスはもっと見せ場を作って欲しかったです。ジャスティンのクリスティ発言とか、エンドロール後の映像いる？とか他にも色々言いたいところはありますけど、割と好きな作品です(*^^*)
