Donatello

クリスティのDonatelloのレビュー・感想・評価

クリスティ(2014年製作の映画)
3.1
感謝祭なのに家に帰らずただ一人キャンパスに残る女子大生。
残るなよ。帰れよ。
敷地内にいるのは警備員2人と設備管理のお兄ちゃん1人。
全く安心できない構成です。
寧ろ完全なフラグです。
よせばいいのにキャンパスの外に買い物にでて、目をつけられ狙われる女子大生。

この展開で思いつくのは最近だと僕の場合、18禁の癖に微塵も18禁要素がなくブチ切れそうになった『P2』なんですが、こっちはストーカーじゃなくて既に何人かを殺害している狂信的な集団。
女の子の名前がジェニファーだろうがアンバーだろうがジェマだろうが(※劇中そのような名前の被害者は出てきませんあくまで個人的嗜好による例えです)勝手にクリスティ呼ばわりしてつけねらう面倒臭い人達。

NONONOの "Pumpin Blood" が流れる中、楽しそうにキャンパス内を駆け回る序盤とは打って変わっての中盤。スパッとやってしまえばいいものをネチネチ女子大生を追い回します。
止せばいいのに。

で、終盤予想通りの展開。

全体的に嫌いじゃないんですけど、最後のセリフに紐付いたビジュアルがあると、より良かったのではないかなどと思うわけです。

エンドロール後の映像も返り討ちにするとかね。

主人公の女の子の色白のどこか冷めた表情がとても印象的。
ダークヒロインにするならもってこいだと思うんだけど。
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