上海十月

ピンクリボンの上海十月のレビュー・感想・評価

ピンクリボン(2004年製作の映画)
3.0
ピンク映画史を現場にいた監督、プロデューサーを中心にしたドキュメンタリー。合間合間に2004年当時のピンク映画の製作も併せてドキュメントされて興味深い。黒沢清のデビューの「神田川淫乱戦争」、「ドレミファ娘の血が騒ぐ」の裏側を自身が説明してくれる。美保純をスカウトした渡辺護監督を初めて見る。ESPRITのスエット着て「今は、攻撃だ!」と吠える。ちょっと残念は、山本晋也、滝田洋二郎のインタビューが無い。コロナの影響でピンク映画界は、惨憺たるものだろうしエロは空からも降ってるし、ネットでも見放題の時代でのピンク映画は必要か?新東宝の営業の方が説明する60年から70年の黄金期や映画と実演や石原裕次郎のフィルムが5万円なのにピンクが10万円と面白かったですね。
上海十月

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