tanuusagi

ピンクリボンのtanuusagiのレビュー・感想・評価

ピンクリボン(2004年製作の映画)
3.0
青山真治AAのピンク版て感じ。
少し前に見てどうしても解せなかった「火口のふたり」がかつての日活ロマンポルノ的だという情報を得て、日活ロマンポルノて一体どういうものなのかっていう疑問が湧き、また大好きな黒澤清がかつてピンク映画でデビューしてたっていうのもあり、そんな流れから気になって視聴。
知らなかったなぁ。なるほどなぁ。と思う気持ちもあり興味深さはあるけど、長いことピンク作り続けられるってやっぱりちょっと私にゃ全く想像できないなぁと思いました。

覚書
・ピンク映画はメジャーではできない。ゲリラ。メジャーになったら終わり。
・前貼り写っていいじゃんって思っていた。映倫にはほら!隠してるよ!!ってアピールできるし、見る人もフェイクだって知ってて見るんだし。(黒沢清)
・今も昔も映画自体は予算300万くらいで作ることはできる。問題はギャランティ。ほぼノーギャラのような環境でも携わる続ける人がいて、そういう人たちのおかげで映画は成り立っているんだと思う。が、そう思う反面、もっと上げられないかということも思う。。(黒沢清)
・予算かけまくるロマンポルノはメジャーであり、低予算のピンクはそのカウンター的な感じ。
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