ピンクリボンを鑑賞。
ピンク映画。
僕の世代からすればただのエロ映画だと思っていたが中身は違ったらしい。
ピンク映画には自由があってそれは社会への反抗でもあった。
それは大手配給会社には入れない溢れ物達の作品ならではのアバンギャルドが存在する。
正直に言えばピンク映画と日活ロマンポルノは同じジャンルだと思っていたが、彼らにとっては違ったらしい。
日活ロマンポルノは映画の法則が存在しピンクには何も無い。何も無いからピンクなんだと。
最後に黒沢清監督のインタビューから。
「もっと真っ当な人生があったかもしれないのに、原因はスクーリーンで映画を観てしまった。(中略)映画ってなんでこんなに怖いんでしょうね」