SHIDOU

媚空 ビクウのSHIDOUのレビュー・感想・評価

媚空 ビクウ(2014年製作の映画)
4.0
牙狼シリーズを観るときは、アクションで光るシーン、他の人が思いつかない奇想を映像化したものがみられればいい!と思いながらいつも観ている。

のだが、今回、アクションシーン以外でも「おっ!」と思わせてくれる場面がいくつもあって驚いた!

中でも媚空の主戦場、精神世界のシーンは全般的にかなり振り切れていて、時にはクオリティを犠牲にしてでも撮りたい画を撮る雨宮イズムがほとばしっていた!!!!
いいんだしょぼく見えたって!
ツルツルCGだっていいんだい!

大橋明監督、鑑賞前に雨宮さんじゃないんだ…と軽くガッカリしてしまいゴメンなさい。

ストーリーもシンプルな上に説明セリフを喋りすぎではあるが、それも魅せたいシーンの尺を確保する為と思えば納得(しない人の方が多いとは思うが僕は納得)。

媚空の一見冷徹そうだが、実は熱く、人間味に溢れているという描写を、秋元才加が見事に目で表現していたのには感心した。

個人的には満足いきまくりだったが、不入りで公開一週間も経たないうちにスクリーンが格下げになってしまい悲しい。

今度はもう一度「牙狼」の中で輝いてくれ、媚空!!



なお、評価が甘すぎるのは自覚しております(⌒▽⌒)
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