このレビューはネタバレを含みます
本編にあまり登場しなかった魔戒法師で闇斬師の媚空が主役のスピンオフ。そこまで思い入れのあるキャラでは無かったけど、カッコよく描かれた作品だと思う。
秋元才加が確か空手をやってたとかで、アクションシーンの殺陣は中々良いと思う。ただ、精神世界での白い戦闘コスチュームはかなり微妙。ラストの攻撃形態も微妙かな。
絶心が自らの精神世界を現実に及ぼすくだり、呪術廻戦の領域展開だね。
白海はチャランポランだけど超実力者の師匠ポジと見せかけて、復讐の為に弟子さえも利用し、自らの心は闇堕ちさせないという狡猾な悪役でびっくり。最後紗夜を乗っ取っている描写があるのも恐ろしくていいね。
入心の術が使いようによっては超強力ゆえに扱いにくいキャラクターだけど、同様の術を使う敵をあてがうことで思う存分能力を使わせることができていて良い。ただそのぶんホラーとかが絡まないから、雨宮テイストだけど牙狼っぽさはないかな。
