私の偏差値は53万です!
学年最下位の女子高生が、一人の塾講師と出会い、慶應義塾大学に合格するまでを描いた青春ドラマ。
一時期、書店では原作本が山のように積まれてましたね。その時は手に取ってすらいないですが。
映画に関しては皆様の評価が高く、気になっておりました。
有村架純が好きだから、という訳ではございません。
ストーリーについては、特に語るべきものは無いです。単純明快。
クズのレッテルを貼られた少女が、家族や周囲を巻き込んで、努力し成功するまでを追う、直球勝負のサクセスストーリー。
伊藤淳史は、いかにもな先生役。
吉田羊と田中哲司は、ダメな娘に対して、アプローチの異なる両親を好演。
安田顕は、実に憎たらしい担任。超ムカつく!
野村周平は…まあいいや。
有村架純、そして有村架純ですよ。
茶髪の有村架純。上目遣いの有村架純。
スッピンの有村架純。入浴する有村架純。
涙を流す有村架純。怒る有村架純。
合格する有村架純。はしゃぐ有村架純。
…ゲシュタルト崩壊寸前の自分。
べ、別に好きじゃない…ですよ。
まあ、どちらかと言えば、可愛い方なんじゃない。う、うん…まあ可愛いってことにしときますよ。
有村架純の魅力はひとまず置いといて、実話ベースの原作ありきですが、配役や脚色に色気を出し過ぎてないのが好感触。
あちこちに手を拡げず、話の焦点がしっかりと絞れていて、無理がない。
結末が分かっていても、素直に感動できました。
特に家族愛の描かれ方が良くて、予想以上にハートを揺さぶられましたね。
実に清々しい爽やかな作品だと思いますし、皆様の評価が高いのも納得!
…ウフフ、有村…架純。
希望の大学に合格して、喜ぶ有村架純が抱きついてきて、先生、ありがとう!っつって………ハッ、夢か‼︎