有村架純の異常なまでの可愛さ。この映画はそれだけでほぼほぼ成功を約束されたんじゃないか。
どの程度までが実話なのだろう。家族内の人間関係は脚色か。母親が父親に敬語で喋るのは違和感があり引っ掛かるが、気になるのはそこぐらい。
父親や高校の教師も最後はしっかりフォローされ愛すべきキャラになる。監督の優しさを感じる。
坪田講師をなまじイケメン俳優とかにせず伊藤淳史にしたのがとても良い。最後の手紙の件はもう少し淡々とした感じがよかったが。
エンドロールのサンボマスターの歌と、俳優たちが仲良く歌ってる映像もほのぼのとしていい。
映画全体のバランス感が絶妙。作り方が巧い。