有村架純の可愛さが天元突破しています。
偏差値最低のギャルが一念発起して慶應を目指すというキャッチーな物語で一時期話題になりましたが未見なので鑑賞しました。
いや、思っていたよりオモロイ。
偏差値最低のギャルと言っても中高一貫の進学校出身で地頭は良くて英語と日本史、小論文で受験するという戦略の勝利ですね。
中学受験しているんだから流石に聖徳太子知らないは無いやろとは思いますが。
今作を見て本人の努力はもちろんですが伊藤淳史演じる予備校の教師が凄すぎるやろ。
ちょうど子供が受験真っ只中で身にしみてわかる学習塾の凄さとエグさ。
勉強を教えるメソッド以上にその情報力と戦略が凄いですし、それを得るための底なし沼のような課金地獄。
今作では母親がパートで頑張ってみたいに描かれていますが、愛知の中高一貫女子校に娘を通わせて予備校も盛り盛りコースで通わせるって、多分めっちゃ裕福な家庭ですよねアレ。
父親のアレっぷりはヤバいのですが、娘を思うあまりと良い様に描かれていますが母親のモンペ感も凄いですよコレ。
同じ様な状態からでは流石に名大は一年では無理というのはリアル。
ラストに登場人物がダンスする映画はそれだけで良作なのでそこは良かったです。