じゃっく

ビリギャルのじゃっくのレビュー・感想・評価

ビリギャル(2015年製作の映画)
3.2
有村架純主演の同名小説の映画化作品。

素行不良のギャルが学力最下位レベルから1年で偏差値を上げて、慶應大学に現役合格する話。

普段から邦画は、ほぼ観ない私がAmazonビデオで無料という事で視聴。
毎度邦画を観ると必ず後悔してきたが、今回はマズマズ。

ただタイトルがあまりにも有名すぎて、結果が分かってる。
なのでストーリーに対するワクワク感がない。
「ちょっと合否結果を煽ってるけど、結局合格するんでしょ」とw
有名なのも弱点になる。

ストーリーとしては単純明快、起承転結が分かりやすい話だった。
良くも悪くも有村架純で2時間もたせた感。
所々、日本の演技のわざとらしさや毎日練習漬けの弟のグローブが新品だったりと違和感は多々あった。

しかしながら自己啓発本のテーマにもなりそうな良い発見もある。
「良い指導者」「環境」「強い意志」
途中塾講師の坪田が言った「悪い生徒などいない、いるのは悪い指導者だ」という言葉、これはまさに共感。
そして価値観の固まった家族(父)や担任、味方となるクラスメイトや母の愛。
一見すると主人公の努力凄い話になりそうだが、本当は適度な逆境と支援、良い指導者に恵まれた結果だと思う。もちろん彼女の元地の能力も高かったのだと。

僕も社会や一個人にでも良い影響を与えられる人物になりたいものだ。
じゃっく

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