何とも難ありな主人公が嘘の余命宣告を受け、
冗談だとは思いつつも、やがてその余命を
実感するようになり、
家族や人間関係など改めて、
90分で自分の人生を見つめ直すというのが
本作のプロットになっている。
現実的にも90分の余命とは有り得ない話ではあるが、
人間、『もうこれが最後だ』というのを
身に感じないと、本当に伝えたいことや、
やりたかったことを後悔してしまうのが分かった。
実際、90分だろうが1週間だろうが、
自分に残された持ち時間が、
あとどのぐらいと分かったら、
『何をするか』というのは、考えさせられました。
話の内容的には、私はつまらないと感じ、
『もっと面白くなりそうな展開なのに』や
『え、そんなんなん!?』など、
コメディならコメディチックな要素や
感動溢れるシーンならもう少し
その感動的な場面の余韻を響かせて欲しいところでもあった。
ところで、ブルックリン橋から飛び降りたわけだが、
落ちてから、特に溺れたり、泳いだり、
ぶつかったりとかしてないのにも関わらず
Henryが足を引きづっていた訳はなぜか。
でも、あーやって常に怒っては、
その怒りを見ず知らずの他人にぶつける人はいるよね。
けど、登場人物がずっと怒り過ぎているので飽きる。