西田千夏

余命90分の男の西田千夏のレビュー・感想・評価

余命90分の男(2014年製作の映画)
1.0
何とも難ありな主人公が嘘の余命宣告を受け、
冗談だとは思いつつも、やがてその余命を
実感するようになり、
家族や人間関係など改めて、
90分で自分の人生を見つめ直すというのが
本作のプロットになっている。

現実的にも90分の余命とは有り得ない話ではあるが、
人間、『もうこれが最後だ』というのを
身に感じないと、本当に伝えたいことや、
やりたかったことを後悔してしまうのが分かった。

実際、90分だろうが1週間だろうが、
自分に残された持ち時間が、
あとどのぐらいと分かったら、
『何をするか』というのは、考えさせられました。

話の内容的には、私はつまらないと感じ、
『もっと面白くなりそうな展開なのに』や
『え、そんなんなん!?』など、
コメディならコメディチックな要素や
感動溢れるシーンならもう少し
その感動的な場面の余韻を響かせて欲しいところでもあった。

ところで、ブルックリン橋から飛び降りたわけだが、
落ちてから、特に溺れたり、泳いだり、
ぶつかったりとかしてないのにも関わらず
Henryが足を引きづっていた訳はなぜか。

でも、あーやって常に怒っては、
その怒りを見ず知らずの他人にぶつける人はいるよね。
けど、登場人物がずっと怒り過ぎているので飽きる。