りゅか

余命90分の男のりゅかのレビュー・感想・評価

余命90分の男(2014年製作の映画)
2.8
"ー(ダッシュ)"をどう生きるか。

⭐️常に不機嫌で怒ってばかりいるため周囲から嫌われているヘンリー。病気を宣告されて怒りまくる彼にうんざりした女性医師シャロンは、余命があと90分しかないと出まかせを言ってしまう。

公開年の2014年に急逝した
名優ロビン・ウィリアムズ最後の主演作。
ビデオレター📹のシーンとか、何だか
台詞じゃないように感じてしまう。
.
余命宣告されてからのヘンリーは、
家族や友人達に連絡取るが
今までが今までなのでうまくいかない。
宣告されてから修復しようとしても
遅いのだ。
結婚式より告別式の人数で
どんな人物だったか分かるもんね。
愛してるとか、ごめんなさいとか、
言えるときに言わないと
明日には自分や相手は
死んでるかもしれない。

「墓石にはこう刻まれる。
ヘンリー・アルトマン1951-2014。
大事なのは“-(ダッシュ)”の時間を
どう生きたかだ」

奇しくもロビン・ウィリアムズも
1951-2014。
自ら命を絶ったと聞いたときは
ビックリしました。
撮影はもっと前とはいえ、
どういう心情でこのセリフを
言っていたのだろう。

いくらイライラしてても
余命90分と言ってしまう医者🩺
いないと思うけど……。
そもそも「余命90分の男」という
邦題どうなん……。
でも原題もなぁ…。
橋のシーンは合成丸出しで残念だったな。
ほぼ遺作と考えると悲しいけど
映画としてはイマイチ。
りゅか

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