このレビューはネタバレを含みます
序盤★2.5 中盤★2.5 終盤★2
クライム・サスペンスというよりはクライム・ロマンス(少しコメディー)といった趣き。
良い点
◯サントラがなかなか好み。
◯中盤頃の大きな賭け、こちらもキャラの“刷り込み”があったのでまんまと騙された…?!
◯マーゴット・ロビーが麗しい。
残念な点
●被害者の不注意もあるけど不特定多数から金品をスルのは観てて気分の良いものではない。(セレブからは有り(笑)
●ニッキーがジェスを突き放すのは恐らく“本気の恋”になるのを恐れてだろうけど、そこは“行間を読む”ではなくある程度そうなるエピソードやセリフの説明が欲しいところ。
●終盤からの展開は二転三転する面白さはあるがご都合主義で凄く巧い騙しとは思えずイマイチ。
☆総評
このコンビ監督の作品(脚本のみ含む)は4本観てて今作で5本目ですが、どれも大ハズレはなく安定している。
今作も“詐欺とロマンス”ものの定番“どんな詐欺師も自分の気持ちは騙せない”テイストでそこそこ楽しめるクオリティーだった。
2021年41本目(+短編3本)