のぼせギュウマン

フォーカスののぼせギュウマンのレビュー・感想・評価

フォーカス(2015年製作の映画)
5.0
テレビ東京の午後のロードショーで、視聴。サスペンス映画ながら、なかなか視線をテレビから離せなかった。まさに、キャッチコピー通り、『視線を盗まれ』、『カモにされた』。

ダブル主演となるウィル・スミスとマーゴット・ロビーが演じるのは、詐欺師
物語は、2人の出会いから別れまでを映した前半と、2人が再会してからの後半の2部構成。100分ほどの時間の中で、3人以上ものカモが登場する。

特に、私は、前半部で、アメフトの競技場で、大金持ちと賭けをするシーンが面白かった。トリックは、本作と似た日本のドラマと同じものの、ウィル・スミスのほうが華麗で素敵だった。
けれども、やはり、醍醐味といえるのは、ラストシーンだろう。怒涛の展開の連続で、驚きと笑いが吹き出た。


一緒にいないからこそ、余計な憶測までしてしまう。そんな恋人同士のあるあるも彷彿させる内容だった。